10/14にて。グリフ様、夢水秋香様と。 刀語オンリーで、蜜蟷と蝶鴛と鳳人がありますよー。 裏いのはなし。ただエヴァパロがある。 綾波は最高だよ(先ずそれなのか) ええ。 ご め ん な さ い 。 そしてこの下でこちゃこちゃ書いてたシリアス蝶鴛文を反転で。 そのうち清書するかもしれない。 何も食べられなくなってから大分立つ。 食べた食べたとあちこちで嘘を吐き初めて、どれくらいか。 慣れ親しんだ空虚感が全身を襲っている。 しかし食べても吐いてしまうのだから同じ事。 ならば、食べずに誰かに食べさせたほうがマシというものだった。 これが言い訳なのはとっくに了承している――この原因もだ。 里に餓死者が出たこと。 それが引き金になっているのは、間違いようも無い。 「蝶々」 「……鴛鴦?」 険しい顔の鴛鴦に出会う。嫌な予感がした。 彼女の手には、握り飯。 見ただけで吐き気を催し、喉に酸がのぼってくる感覚にむせ返る。 「あんた、何日食べてないの」 「? 何言ってんだよ……食べてるぜ? なんなら皆に聞いて、」 「あんたの部下に聞いたら、結局ぐるぐる回って誰もあんたに食料届けてないことになったけど」 「おっかしいな……誰かが間違って」 「あんた、あたしにも嘘吐くの」 ぐ、とつまってしまった。 嘘が嫌いなのは、知っている。彼女が身内に嘘を吐く人間を信用しないのも、知っていた。 そしてこの言い詰まりは、明らかに彼女の言葉の肯定を示してしまっている。 「やっぱり、食べてないんでしょ」 「…………少し、だけだ」 「何日」 「一週間、ぐらい」 「馬鹿」 即答される。即答、された。 しかしそれは何より、自分に相応しい言葉な気がした。 だからその先は、どうか言わないで欲しい。 口に出せない願いを、持ってしまう。 わかっているよ。こうすることが何の解決にもならないことぐらい。 「馬鹿」 濡れた声。涙声。泣かせてしまった。 そのことだけが酷く胸にのしかかる。 「ごめん、な」 「……謝って欲しい、わけ、ない」 「知ってる」 しかしこの現実異常に、あの日の思いは酷く鮮明だ。 飢え。 餓えるということ。渇くということ。 何も無いという事。圧倒的に、足りないという事。 「最初はさ、腹が減るんだよ」 「それから、痛くなるんだ」 「腹が減っちまって自分の肉まで喰い始めてるのが、よくわかる」 「でも、それを通り過ぎると」 そこにあるのは。 「空っぽで――何も、感じなくなる」 空虚。 自らの肉体すら食べられない、限界地点。 最早何も無いと、いうこと。 「その空虚感が、何より怖い」 「だからって……!」 「そんなのを知ってるのは、俺だけで十分だ」 読みにくいのはご勘弁を。 自らへの戒めに、このまんま掲載します。 微妙に過去捏造に傾倒している感がある。 そしてここでグリフ様と夢水さまが来て下さいましたv グリフ様リクエスト鳳人。 管理人のは、何かただセクハラしてる上司と部下(あるいはおっさんと幼女)みたくなってますが気にしない。 ていうか神の色が滅茶苦茶。 お題はなんちゃってサスペンス『薩摩湯けむり殺人事件』 そしてグリフ様のネタお借りして書いちゃったなんちゃって次回予告的な何か。 下では夢水様が素敵文を書いてくださいましたv ココからどうぞ あの短時間でよくぞこんなギャグが……! 世の中には凄い人が居るんですね! ここで強制退去。 何時だって強制退去。 ご迷惑おかけします……! でもでも楽しかったですv ありがとうございましたv |