4. 蒼色サヴァンと戯言遣い。
「いーちゃんおはよー」
「もうこんにちはの時間だけどな、友」
「はい、お年玉だよー」
「・・・・・」
「どしたの?いーちゃん」
「いや・・いいよ」
「えー何遠慮してんのさー!そんな事するような仲じゃないでしょ?僕様ちゃん達!」
「ぼくにも男のプライドってのがあるんだよ」
「ぷらいど?いーちゃんも面白い事言うんだね!」
「そうかな?」
「うんうん!別にいいじゃない。僕様ちゃんはいっぱいお金持ってるし、いーちゃんが傍にいるだけど幸せなんだから!」
「ふーん・・・」
「と、いうわけで新年初充電!」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・・・・・」
「・・・充電完了ー」
「そりゃ良かった」
「いーちゃん、明けましておめでとう!」
「うん」
「今年もよろしくね!」
「こちらこそよろしく、友」
(新年お前に会えてよかった)(珍しいね、そういうの)
(危うく僕の正月が寒く始まるとこだったよ)(冬は寒いものだよいーちゃん)(・・・・・)(もしかしてに精神的にってこと?)
(いや、懐的に)(?)(何はともあれ、おめでとう)