・真庭宿借(マニワヤドカリ) 「引籠の宿借」。

一人称「僕」
二人称は相手の分類項目。自分とある程度繋がりがあれば「娘」とか「奥さん」とかで呼ぶし、全然関係なければ「少年」とか「お嬢さん」とかで呼ぶ。
口癖は「〜だが」とか「〜けど」とか、逆接系の接尾語で言葉を切る事多し。敬語はその場のノリ。

逆叉さん生ませた当時で三十代前半。
現在で行くと既に五十路過ぎてますね、生きてれば。


駄目親父(いきなり)働かない家事しない只管寝て起きて引きこもって考えて寝てる人。
趣味は「愚考・引きこもり・怠惰・分類」。座右の銘は「下手の考え休むに似たり」リアルに引きこもり。一日中家に居て何か考えている。
他愛もないが自愛はある人。自分可愛い。そして自分可愛さの余りに任務に出るのが嫌で、結婚して養ってもらってる。

……マジで駄目だなこの人。

名は体を表しちゃってる。親はこの名前をつけたことをかなり後悔してるに違いない。
ちなみに服はフードみたいになっていて、何かあると被る。何処でも引きこもる。
といっても家から出ない。逆叉家にはよく変な楕円形の固まりが転がってる(この人です)
後ろに引きずってるのは鞄みたいなもので、彼曰く「考える為のもの」が入っているらしい。
ちなみに服は別カラーで幾つか持ってますが、大抵暗い色です。服っていうか布被ってるだけな気もしますが。

働いたら負けだと思っている中年ですが、一応忍法持ち。
忍法「絶対隷奴」とか言う名前からすると何か残酷な響きがするが、実際そうでもない。
一定空間内を外部不干渉にできる忍法。(絶対零度のもじり)
だけどその空間の中に自分がいないといけない上、ある程度物理的な囲いが無いと発動できない(何にも無い原っぱなんかじゃ使えない)
なので専ら引きこもる時に使って居たりします(この辺が駄目)

二つ名はあれ、要するに「引き籠り」の創作熟語です。「この引籠が目に入らぬか!」なノリで。
ひきこもりが目に入ったからって何何だといわれそうですが、色々生きるのが馬鹿らしくなります(ある意味最強)






 


・真庭巾着(マニワキンチャク) 「海花の巾着」。

一人称「私」
二人称は相手によって変化。
口癖はごく普通、つっこみのときだけ鋭くなる。

逆叉さん生んだ当時で十代後半。
ええ、年の差夫婦です何気に。


苦労人お母さん。任務でて家事こなして駄目亭主の面倒見て子供の世話もする。
結構泣き虫な負けず嫌い。趣味とか座右の銘とかはそもそも考えたことがない。
騒音が嫌いで、周りが結婚結婚煩いので結婚した。でももっと他にいい手はなかったのかと日々自問する。
お気の毒さまです。

実は生まれた当初の名前は「海花」で、途中で改名している。その辺色々あったりなかったり。
一児の母にして色々はしゃぎすぎな格好だと自覚はしているが、好きでやってるわけではないので止められない。
←端の手の絵、指が六本ありますが別に描き間違いではないです。
両手とも指が六本。本人物凄く嫌ってるので常に手は隠し気味。なので知ってる人は少ない。

忍法「数寄夜創」。頭とか殴って感覚を狂わせる忍法。(数奇屋造のもじり)
要するに見るもの全部不思議の国のア○ス状態にさせる感じ。まあぱっと見がすがす殴るだけなんですが。
夫が働かないので妻は頑張っているのだった。


二つ名は元の名前より。ただ元の名前はウミハナと読みますが、二つ名の場合はカイカの巾着。
イソギンギャクは海の薔薇だの海のアネモネだの呼ばれてるので海の花ということで一つ。





お互い頬に互いの印を彫ってたり。
これは単に私が「まにわにに結婚したら相手の印の刺青を彫る習慣があったらいいな……!」と思ったからです。
鴛鴦さんの蝶々印は衝撃だった(そこからか)
別にそんな目立つところに彫る必要はないと思いますが「愛が無いならせめて見た目だけでもそれっぽくしようと思っただけですが」だそうです。






オマケ。





ちっちゃいころの逆叉さん。
帽子が違うのは、まにわにの幼少組の帽子はフード風味だったら可愛いなあと思ったからです。
白い部分は耳あて。耳が寒いと可哀相だという母の愛と脅されて作った父の恐怖がつまってます。
多分以前、凍傷に成程冷えても何も言わなくて大変になった事でもあるんでしょう。

頬の刺青は昔から入ってる。
逆叉さんだけ仲間はずれは可哀相だという建前の、父の嫌がらせです(……)
逆叉さんのカラーは大抵母親似。血色の悪さは父親似ですが。


家族の関係的には
巾着 →肉体的DV→ 宿借 →プチDV→ 逆叉 →精神的DV→ 巾着。

……何このバイオレンス家族(笑)
巾着さんのは暴力で、宿借さんのは嫌がらせで、逆叉さんのは無意識です。
巾着さんは良き母なので自らを省みない我が子といるだけで日々精神ずたぼろです。